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親知らず抜歯の流れと「抜歯後にしてはいけないこと」6つ

こんにちは。
ひたちなか市の「横須賀歯科医院」です。
 
「親知らずの抜歯をしたほうがいいかな?」と漠然と感じている方もいらっしゃるかと思います。
 
親知らずは、歯医者に行った当日に抜くこともあれば、レントゲンやCTで詳しく検査を行った上で抜歯することもあります。
 
今回は、親知らずの抜歯をお考えの方に、親知らずの抜歯の流れと抜歯後にしてはいけないことをご紹介しますので参考にしてください。
 
 

親知らずの生え方別「抜歯の流れ」

親知らずは、しっかり生えている場合と、半分だけ出てきている場合、完全に埋まっている場合など3つのパターンがあります。
それぞれの親知らずの生え方における「抜歯の流れ」をご紹介します。
 

しっかり生えている場合

親知らずが横や斜めではなく、上や下に向かって真っすぐ生えている場合の抜歯の流れはこちらです。
 
1. 麻酔をする
2. 麻酔が効いているか確認をする
3. 歯を脱臼させる
4. 歯を除去する
5. 穴になった部分をきれいにする
6. 穴が大きい場合は薬やスポンジを入れる(または入れないでそのまま)
7. 抗生物質と痛み止めを服用する
 

半分だけ生えてきている場合

親知らずが「歯ぐきから半分だけ生えてきている」場合の抜歯の流れはこちらです。
このケースでは、歯ぐきを切らないといけないことがあります。
 
1. 麻酔をする
2. 麻酔が効いているか確認をする
3. 歯ぐきを切って歯を露出させる
4. 歯を脱臼させる
5. もし歯の生え方が曲がっていて一発で抜くことができないときは歯を分割して除去する
6. 穴の中をきれいにする
7. 傷口を縫う
8. 抗生物質と痛み止めを服用する
 

完全に埋まっている場合

親知らずが完全に埋まっている場合も、半分だけ埋まっているときと同じような流れで行います。
 
歯を抜く前にはレントゲンの写真でどんな生え方をしているか、根っこの形がどのようになっているか、神経との距離はどのぐらいあるのかなどを確認していきます。
 
 

抜歯後に「してはいけないこと」6つ

親知らずを抜いたあとにはしてはいけないことが6つあります。
 

1.血の巡りがよくなるようなことは控える

親知らずの抜歯当日は、激しい運動、長い時間の入浴、アルコール飲酒などは控えましょう。血の巡りがよくなってなかなか出血が収まらないことがあります。
また、タバコを吸うのも免疫力が低下して治りが悪くなるのでやめましょう。
 

2.抗生物質を処方されたのに飲まない、途中でやめる

歯科医院から処方された抗生物質は、処方されたものはきちんと飲み切るようにしてください。
親知らずの抜歯に限らず、抗生物質の服用を途中でやめることは一番やってはいけません。薬剤耐性菌ができてしまい、抗生物質の効きが悪くなってしまうことがあります。
 

3.うがいをしすぎる

血が気になってうがいをしすぎる方がいますが、なるべく控えましょう。血が固まらず治りが悪くなってしまいます。
 

4.血がダラダラと流れているのに放置する

血がなかなか止まらない場合は、清潔なティッシュやガーゼを丸めて強くかみ、圧迫止血をしてください。
それでも出血が止まらない場合は、歯医者さんへご連絡ください。
 

5.親知らずの抜歯後の消毒・抜糸に行かない

歯を抜いたあとは消毒、抜糸などを行うため、きちんと歯医者さんへいきましょう。傷の縫合に使った糸が残っていると不潔になりやすく、腫れや痛みが出ることがあります。
抜歯後の消毒や抜糸は忘れないように気を付けましょう。
 

6.麻酔後は麻酔が切れるまで食事を我慢する

麻酔をしたあとは麻酔が切れるまでは食事を控えてください。
麻酔が効いた状態で食事をすると、知らず知らずのうちに唇や舌を噛んでしまうことがあります。
また、刺激物なども傷口が治るまでは摂取しないことをおすすめします。
 
 

親知らずの抜歯後は安静に過ごしましょう

親知らずの抜歯の流れと抜歯後にしてはいけないことをご紹介しました。
親知らずの抜歯は、親知らずの生え方によって流れが異なります。
 
親知らずの抜歯後は、出血を止めるために安静に過ごしてください。
また、親知らずの抜歯では傷を縫合しますので、抜糸や消毒のために歯医者に行かなければなりません。
抜糸後のご予約を忘れないように注意してください。
 
親知らずの抜歯でなにかお困りのことがございましたら、横須賀歯科医院までご相談ください。