コラム COLUMN
若い人でも部分入れ歯や総入れ歯を使うことはある?使わないとどうなる?入れ歯の種類も紹介
こんにちは。
ひたちなか市の「横須賀歯科医院」です。
「むし歯や歯周病を放置していて歯を失ってしまった」
「若い人でも入れ歯を使うことはあるのだろうか」
このように悩んでいる方はいらっしゃいませんか。
歯を失ったときにできる処置のひとつとして「入れ歯」があります。
しかし、入れ歯なんておじいちゃん・おばあちゃんが使っているイメージがあって自分が使うのは抵抗がある……と感じている方も多いのではないでしょうか。
そこで、今回は年齢にかかわらず、若い人でも部分入れ歯や総入れ歯を使うケースや、入れ歯を使わずに放置した時に起こるデメリットについてご紹介します。
若い人でも入れ歯を使う可能性はある
20代でも30代でも、入れ歯を使うことはあります。外傷やむし歯、歯周病などが原因で歯を失うと、失った部分の歯を入れ歯や部分入れ歯などで補わなくてはならないからです。
歯を失ったときにできる義歯の治療は「入れ歯」「インプラント」「ブリッジ」の3つです。
それぞれの治療には、メリット・デメリットがあり、費用面も大きく違ってきます。
将来的にインプラントを希望される場合でも、金銭的余裕ができるまでの間、とりあえず入れ歯を入れておくことはできます。ご自分に合った治療法を、担当の歯科医師と相談しながら決めていきましょう。
歯を失ったまま放置するデメリット
歯を失ったまま放置すると、見た目の問題だけでなく、残った歯の歯並びにも影響します。
また、歯が揃っていないときちんとした発音が難しくなったり、身体に力を入れにくくなったりすることもありますので、歯がないまま放置することはおすすめしません。
歯を失う原因で多いのは「むし歯」と「歯周病」です。
次に多いのは、何らかの衝撃で歯が欠けたり割れたりするケースです。外傷などの影響で破折してしまった、歯ぎしりや食いしばりが原因で歯が欠けた、治療中に割れてしまったなどのケースが考えられます。
定期的に歯医者に通っている方ですと、若いうちにむし歯や歯周病で歯を失うことはあまりないかと思いますが、事故やケガはいつ起こるかわかりません。
もし、アクシデントで歯を失ってしまった場合は、早めに歯科医院へご相談ください。
矯正や埋伏歯などで意図的に歯を抜くことはありますが、矯正治療のため抜歯を行う時は、入れ歯を入れることはありません。
目立ちにくい入れ歯はある?部分入れ歯や総入れ歯の種類
入れ歯だと周りの人にバレたくないと思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
入れ歯には、保険適用の入れ歯と自由診療の入れ歯があります。
●保険適用の入れ歯と自由診療の入れ歯
保険適用の入れ歯は費用が抑えられるものの、ワイヤーが見える、精密義歯に比べてリアルではないなど、見た目や装着時の違和感に戸惑う方もいらっしゃいます。
一方、自由診療の入れ歯は目立ちにくい材質のものを多数取り扱っています。
費用は掛かるものの、日ごろの生活で大切にしたいことを重視して入れ歯を選ぶことも可能です。
●保険適用の入れ歯の種類
保険適用の入れ歯の種類は以下の通りです。
- プラスチック素材の入れ歯
- 磁性アタッチメント義歯(マグネットデンチャー)※2021年9月から保険適用
●自由診療の入れ歯の種類
自由診療の入れ歯は種類も価格もさまざまで、予算や目的に合わせて選ぶことができます。
- ノンクラスプデンチャー→ワイヤーが目立たない入れ歯
- シリコン義歯→シリコンを使った柔らかい入れ歯
- 金属床義歯→食べ物の温度が伝わりやすい入れ歯
- 精密義歯→リアルな見た目と噛み心地にこだわった入れ歯
1本〜数本歯がない場合は部分入れ歯となりますが、ノンクラスプデンチャーであれば「ワイヤーが見えてしまうのではないか」という見た目の心配は減らすことができます。
入れ歯のご相談はひたちなか市の横須賀歯科医院まで
入れ歯について詳しいことをお聞きになりたい方がいらっしゃいましたら、お気軽に当院までご相談ください。
当院では、患者さまのお口の中の状況やご予算、ご希望に合わせて、治療のご提案をさせていただきます。
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